2. コンパイル/インストール

WMSコネクションタイプは—with-wmsclientコンフィギュアスイッチで使用可能となる。これにはPROJ4、libcurlの7.10.1以降、GDAL(オプション)が必要となる。

  • PROJ4とGDALのインストールについては、MapserverコンパイルHOWTO(Unix/win32)を参照のこと
  • ibcurlについては、7.10.1以降がインストールされているかどうかを確認すること。'curl-config —version'を使用してインストールされているバージョンを確認することができる。http://curl.haxx.se/libcurl/c/を確認のこと(もし古いバージョンがインストールされている場合、以前のものをアンインストールして新しいバージョンをインストールしなければならない)。

あなたのアプリケーションでリモートサーバから取得した画像を再投影できるようにしたいのであれば、GDALサポートを含めたほうがよいかもしれない。これはMapserverではラスタのリサンプリングはGDALを使用できる場合のみ機能するからである。もしGDALサポートがMapserverに含まれていなければ、あなたのアプリケーションは全てのリモートサーバでサポートされている投影法のサブセットの範囲でしか地図を供給することができない(これはほとんどのアプリケーションで十分である)。 GDALサポートつきでコンパイルするのであれば、GDALがGIFそして/もしくはPNGサポート(これらのどれが必要かはあなたが利用するリモートサーバの画像次第ではあるが)を含んでいるかどうかを確認しよう。

要求されるライブラリがインストールされているならば、Mapserverを—with-wmsclientつきで(そしてあなたが望む全てのスイッチをつけて)コンフィギュアを実行し、再度コンパイルしよう。

これは新しい実行ファイルを手に入れることになる(そして恐らく望むのであればphp_mapscript.soも)。インストールの詳細についてはMapServer Compilation HOWTOを参照のこと。

2.1 Mapserver実行ファイルの確認

あなたのmapservバイナリがWMSサポートを含んでいるかどうかを確認するため、コマンドラインから"-v"を用いて"SUPPORTS=WMS_CLIENT"が含まれるかどうかを見ることである。

例 1. Unix上で:

$ ./mapserv -v
MapServer version 4.8.0-beta2 OUTPUT=GIF OUTPUT=PNG OUTPUT=JPEG OUTPUT=WBMP 
OUTPUT=PDF OUTPUT=SWF OUTPUT=SVG SUPPORTS=PROJ SUPPORTS=FREETYPE SUPPORTS=WMS_SERVER
SUPPORTS=WMS_CLIENT SUPPORTS=WFS_SERVER SUPPORTS=WFS_CLIENT SUPPORTS=WCS_SERVER
INPUT=JPEG INPUT=POSTGIS INPUT=OGR INPUT=GDAL INPUT=SHAPEFILE DEBUG=MSDEBUG

例 2. Windows上で:

C:\ms4w\apache\cgi-bin> mapserv -v
MapServer version 4.8.0-beta2 OUTPUT=GIF OUTPUT=PNG OUTPUT=JPEG OUTPUT=WBMP 
OUTPUT=PDF OUTPUT=SWF OUTPUT=SVG SUPPORTS=PROJ SUPPORTS=FREETYPE SUPPORTS=WMS_SERVER
SUPPORTS=WMS_CLIENT SUPPORTS=WFS_SERVER SUPPORTS=WFS_CLIENT SUPPORTS=WCS_SERVER
INPUT=JPEG INPUT=POSTGIS INPUT=OGR INPUT=GDAL INPUT=SHAPEFILE DEBUG=MSDEBUG

2.2 PROJ4のEPSGコードのインストールオプション

(注意: これらのPROJ4コードのインストールはオプションである、必要な場合のみインストールしよう)

いくつかのカナダのWMSサーバはデフォルトの配布には含まれない非標準のコード(EPSG:42304など)を使用していることがある。もしカナダのWMSサーバへ接続してMapserverを使用するつもりであるならば、以下のサイトからカスタムEPSGファイルをダウンロードするとよいかもしれない(http://www2.dmsolutions.ca/mapserver/dl/proj4-epsg-with-42xxx.zip )。このファイルを解答して、/usr/local/share/projディレクトリへ置くとよい。

最後に、ESRIのWMSサーバもまた彼ら独自の非標準のコードを使用している。もしESRIのWMSサーバへ接続するつもりであれば、いかなるサーバにも接続できるよう、カナダとESRIのコードを含んだカスタムepsgファイルを入手したほうがよい。ファイルを http://www2.dmsolutions.ca/mapserver/dl/proj4-epsg-with-42xxx-and-esri.zip からダウンロードして、解凍したファイルを/usr/local/share/projにおいておこう。 しかし、このファイルはより完全であるにもかかわらず、常に配布/インストールされないのだろうか?

必要に応じてepsg投影法コードのみをインストールすべきである。 ESRIコードを含むepsgファイルはデフォルトのものより20%ほど大きいため、余計なオーバーヘッドとなる可能性がある。さらに追記するとWMSサーバを作成する際に、真の相互運用性を考慮するならば、標準のEPSGリストの部分のみが用いられるべきである。つまり、カスタムなカナダやESRIのコードを使用することは相互運用についてはよくない考えであり、我々はこれらの使用を必要以上に広めようとは思わない。

Add a New Comment
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License